記事 瀬戸市社会福祉協議会では、令和6年1月の能登半島地震により被災した石川県珠洲市へ
被災地支援のため、7月27日(土)~28日(日)に災害ボランティアバスを運行しました。

当日は18名の参加者が2グループに分かれ、災害ボランティア活動に参加させていただきました。

1グループは海岸の清掃を行い、絡まっている漁網をほどいたり、岸に落ちている釘やガラス片、布などを拾う活動を行いました。絡まりあっていた漁網は、のこぎりなどで切りながら短く運びやすいようにしたり、仮置場に運びやすいように仕分けをして海岸清掃にあたりました。
もう1グループは家屋の家財道具などの運び出しを行いました。地震の影響でそのままになっていた家財を、家主に確認をしながら整理させていただきました。家主の幼少期の思い出がつまっているお部屋で、友達からの手紙や通知表、表彰状がでてくると「懐かしい!」との声をたくさん聞くことができました。

当日は30℃の厳しい暑さでしたが、参加者全員、ケガや体調不良になることもなく瀬戸市に帰ってくることができました。
参加者の中には大学生の参加もいらっしゃり「災害ボランティアをやりたいと思っていて、地元(瀬戸市)の社協ホームページを見たら運行することを知り、すぐ申し込みをした」とお話をしてくださいました。また、70代の男性からは「珠洲市に行き、自分の目で状況を知り、そして自分にも何かできないかとの想いで申し込んだ」とお話を聞くことができました。

いつ起こるかわからない災害に、事前に備えていくことの大切さを痛感しました。
瀬戸市社会福祉協議会でも災害ボランティアセンターの設置準備や訓練を、しっかりとしていきたいと思います。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

※写真については、掲載許可をいただいております。